2016年

6月

12日

「安倍ノミクス」から「安値ミクス」へ

 日経MJ2016年前半の「ヒット商品」の東の横綱に『安値ミクス』が選ばれました。「安値ミクス」って何っ?と思われる人もいると思います。「安倍のミクス」の「安倍」を「安値」に変えて風刺した「造語」といっていいでしょう。アベノミクスが始まる前の「節約志向」が帰ってきたということですね。吉野家の「豚丼復活」が大ブレーク。そして、デフレのチェーンの象徴「マクドナルド」の復活。「100円ショップ」の売上げ増加。激安ドラックストア「薬王堂」の株価急騰もあげられます。ユニクロが昨年「値上げ」を発表しましたが、客数と売上げ減で「業績下方修正」となり、再び値下げ路線へ。日銀の「2年間で2%のインフレターゲット」は「4年に延長」され、2%の物価上昇実現ををあざ笑うかのように「安値ミクス」が再び台頭しました。経済学で「価格の弾力性」という言葉が出てきますが、日本人は「消費の弾力性」が大きいようです。アベノミクスで株高・円安の時は「資産効果」で、首都圏中心に消費が拡大し「マイナス金利」でアベノミクスが失速したときは再び前の「安値ミクス」へすぐに回帰してしまいました。

 2016年ヒット商品ランキング「西の横綱」は『マイナス金利特需』でした。マイナス金利政策導入により「長期金利」が急低下し、それに連動する「長期住宅ローン金利」も低下「借換え」が急増しました。また、定期預金金利の急低下により「百貨店友の会」や「旅行積立」などの「高利回り商品」に人気が集まりました。マイナス金利で資金調達コストが低下した「Jリート」こと「不動産投資信託」に人気があつまり、日本株の内需系の安定利回り銘柄は「ニューソブリン」ともてはやされています。また、預金金利低下により高めの金利がつく、元本割れリスクが小さい「0.05%」の「個人向け国債」が、人気を集めています。100万円で利息が税引き後400円未満と「涙ちょちょ切れ」そうな金融商品に人気が集まっています。吉野屋で、牛丼並みを食べると無くなってしまいます。

 安倍首相は「アベノミクスのアクセルは止めない」といっていますが、「安倍くろコンビ」の日銀総裁が「マイナス金利導入」で「急ブレーキ」をかけているわけですから、政策は支離滅裂です。最近は、三菱東京UFJ銀行が国債入札の「特別資格」返上で、金融界の話題になっていますが、マイナス金利で金融商品の停止が相次いでいる日本生命協会の会長も苦言を呈しています。政府中心に、日本の経済界がまとまって『デフレ克服』で協調してきたわけですが、ここにきて、足並みがバラバラになっている状況では『安値ミクス』で消費者が生活防衛する行動はしごく当然といえます。番外編ですが、第一生命『サラリーマン川柳』の大賞も発表になりました。大賞は『退職金もらった瞬間、妻ドロ~ン』でしたが、これは思わず笑ってしまう格調高い作品です。元自衛官の作品のようですが、この後さらに追討ちをかけて『年金分割』でもされたものなら、ひとたまりもありません。日本人は、苦しい時こそ、このような優れた作品が出てくるわけですから、最後の逆転満塁ホームランを打つのは消費者かもしれません。大手企業も「大企業病」で不祥事続出。「セコイ東京都知事問題」も出て、この国のトップにはあまり期待しないほうがいいのかもしれません。自分の生活は自分で守る『安値ミクス』こそこれからの日本人の現実的な生き方かもしれません!!

 

 

 

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2016年

5月

04日

マイナス金利はモラルハザード

 日本銀行が今年2月から実施している「マイナス金利政策」が2ヶ月経っても効果がみられず、副作用ばかりが目立っている。今日の時点で、1ドル105円台まで円が買われており、日経平均株価も低迷している。日銀の日米金利差拡大による「円安・株高」の目論見は外れてしまった。4月28日に日銀政策決定会合の日銀の方向性は「現状維持」であった。これ以上マイナス金利を拡大すると、より副作用が強くなり、大手都市銀行の社長が日銀を名指しで批判しているように「銀行の仲介機能」が著しく低下する可能性が高い。日本銀行の役割の一つに「銀行の銀行」という役割がある。これが「中央銀行」と言われるゆえんであるが「中央銀行」が「市中銀行」に理不尽な負担をしいるということが、あっていいものなのか?「中央銀行」の「市中銀行」に対する「パワハラ」のようなものだ。「マイナス金利政策」により、各企業の「退職給付債務」も増加しており、企業のバランスシートが悪化している。増加した「退職給付債務」を数年にわたり「損益計算書」に費用計上することになり、業績を下方修正する企業も相次いでいる。これは「マイナス金利政策」により「10年国債の利回り」に代表される「長期金利」もマイナス金利になっているためだ。企業が運営する「企業年金」が「割引率」を低下させるために、現在準備しておかなければならない退職給付資金が増加したために生じた現象だ。果たして、日銀はこのような状況まで予想していたのか?

 日本は中小企業が8割以上を占め、市場から直接、資金を調達する「直接金融」ではなく「銀行」を経由し資金を調達する「間接金融」で戦後、経済成長を成し遂げてきた。欧州で「マイナス金利政策」を実施しても「間接金融」主流の日本では「マイナス金利政策」は馴染まないだろうというのが、マーケット関係者の大方の見方だったように思う。日銀の黒田総裁は、1月29日の「マイナス金利政策」の発表で3度目の『サプライズ』を演出しようとしたが、見事に外し『ネガティブサプライズ』となってしまった。「マイナス金利政策」は、やめるとさらなる「円高」に拍車がかかるために、指をくわえてみているしかなくなった。4月28日に日銀から発表された『2%の物価目標』も平成29年度中と日銀総裁の任期中に先送りになった。このままだと、黒田日銀総裁もあと2年でお役御免になりそうだ。そして残されたものは「マイナス金利政策」による「黒田デフレ」となる可能性が高くなってきた。そもそも「アベノミクス」は、躊躇ない政策で「2%」の物価目標を達成することだったが、日銀は「マイナス金利政策」導入の副作用に苦しむ業界の批判に、次の一手を躊躇している状況である。その後の展望も見えてこない。

 そもそも、「金融のモラル」とは、お金を借りた人が「ペナルティー」として、利息を上乗せして、借りた人に返すというものである。「マイナス金利政策」は、「お金を借りた人」が「利息をもらえる」ことになるので「金融のモラルハザード(道徳の崩壊)」でしかない。学校の先生は生徒に「マイナス金利政策」をどのように説明するのであろうか?教えられた生徒たちは、将来、借金をすることが「ペナルティー」であると思わなくなるかもしれない。「マイナス金利政策」は、社会教育においても「モラルハザード」なのである。アメリカの社会学者「マートン」が「官僚の逆機能」として『訓練された無能力』を説いた。「官僚は、その道の専門家であるが、その専門性が盲点となり判断を誤ることになる。」というものである。黒田日銀総裁も元大蔵省の官僚であった。日銀の「マイナス金利政策」導入は、まさにこの典型的な例であるように思える。

 

 

 

 

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2016年

4月

02日

青春18きっぷ金券ショップで好評

 今日の日本経済新聞に、金券ショップで「青春18きっぷ」のバラ券が売れているという記事がありました。2回券で7,000円~8,000円ぐらいで売買されているようです。ヤフオクで落札した方が、安く手に入るのですが、手間と4月10日までの利用期限考えると、金券ショップで買った方が便利かもしれません。私は、先週ヤフオクで、3回券を7,200円で落札しました。送料が360円だったので、結局は7,560円で3回券を手に入れたことになります。まずまずの成果でした。来週、東京都で証券関係の研修があるので、その時に利用したいと思っています。ビジネスホテルで2泊しますが「Tポイント」をつかい、残り4,000円をクレジットカードで決済しました。旅費交通費の合計は11,560円と仙台~東京間を新幹線の片道料金ですみます。もう少し、ゆっくりしたいのですが3月と4月は仕事が多いためしょうがありません。1日だけ、多摩川ボートレース場で楽しみたいと思います。みなさんも、今週末と来週末のお休みに、金券ショップで「青春18きっぷ」を購入し、遠くにお花見に出てはいかがでしょうか?私も時間があったら上野公園で、お花見してこようと思います。

 最近のマーケットですが、やはり「マイナス金利政策」が逆風となって「日銀短観」や「街角ウォッチャー調査」も悪化、副作用ばかりがめだちます。「アベノミクス失速」し、消費税延期も濃厚となっており、日本国債の格付けが、さらに引き下げられるのではないかと懸念しております。地方銀行株は年初来安値を更新する銘柄が多く、昨年の郵政三社の株式も公募価格割れしているものもあり「逆資産効果」となり「投資家心理」と「消費者心理」が冷えきっています。これでは、日経平均株価が低迷するのも当たり前で、最近は外国人投資家も日本株を大量に売り越しています。「マイナス金利」は「マイナス効果」の方が勝りそうです。ニーサ個人投資家は、落ち着いて、売られ過ぎの割安高配当銘柄を、時間分散で拾っていきたいものです。

 「マイナス金利」で元気がいいのが不動産投資信託こと「Jリート」です。「東証リート指数」は、銀行株と対象的に高値圏にありますが、なにかを切っ掛けで急落することもあるので、こちらも慌てずに「時間を分散」して、少しずつ投資していきたいものです。最近なかなか更新できませんが、今年のゴールデンウィークは、ゆっくり休めそうなので、そのころにまた更新します。

 

 

 

 

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2016年

3月

06日

マイナス金利下で利用したい「ニュー福祉定期」

 マイナス金利導入により、各金融機関の預金金利の引下げが相次いでいます。そこで、ぜひ利用したいのが、障害年金受給者や遺族年金受給者が利用できる「ゆうちょ銀行」の「ニュー福祉定期」です。1年もの通常定期預金の金利に「0.25%」金利が上乗せになりますので、現時点では「0.025%」に「0.25%」上乗せになり「0.275%」でニュー福祉定期で預金できます。最大300万円まで利用することができます。通常預金金利は今後引き下がる可能性が強いですが「0.25%」金利が上乗せになるのは大きな魅力です。また、身体障害者手帳などをお持ちの方は、いわゆる「マル優」といわれる「少額貯蓄非課税制度」が同時に利用できます。これは「ニュー福祉定期」申し込み時に「少額貯蓄非課税申告書」を金融機関に提出すると、利子が非課税になるというメリットを享受することができます。障害年金・遺族年金受給者は現在のマイナス金利下では、利用してみたい金融商品です。

 最近ようやく、マーケットが落ち着いてきました。私もかなり疲労がたまっていたので、一昨日近くの日帰り温泉で療養してきました。受付にいったら、一時的にシャワーからお湯が出ないとのことで、温泉につかるだけなら、無料で入浴できるとのことでした。600円の入浴料金が浮いたことになり、そのお金を元手に、20分「1200円の足つぼマッサージ」をしてもらいました。左足10分右足10分足つぼを刺激してもらいましたが、持病があるつぼは特に効きます。思わず「おおっ~~」と声を上げてしまいました。しかし、足つぼマッサージをしてもらった後は、体が軽くなり、夜も熟睡できるようになりました。これからは、月1回ぐらい「足つぼマッサージ」をしてもらおうと思っています。

 また、時々仕事のため泊まる一関市の温泉旅館に、マッサージ機「リアルプロ」が2台置いてあります。温泉から上がった後、無料なので必ず「リアルプロ」の「さすり癒しコース」でマッサージをしてます。15分ぐらいですが、結構リラックスできます。「そこもっとボタン」を押すと、こっているところを集中してもんでくれます。私は思わず「こりゃ、たまらん!!」と悦に入ってしまいます。家にも20年前に買ったマッサージ機がありますが「リアルプロ」の足もとにもおよびません。場所をとるので、小型の安いマッサージ機をみつけたら「Tポイント」をためて買い換えたいと思います。

 

 

 

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2016年

2月

14日

マイナス金利で円高株安。

 日本銀行政策決定会合があった1月29日の昼頃、スカパーの日経CNBCをみていたらテロップに「日銀マイナス金利導入」のヘッドラインが流れた。「追加金融緩和」を予想するエコノミストもいたが、「マイナス金利導入」を予想する人はほとんどいなかったようだ。これが、黒田流の「サプライズ」なのであろうが、市場は混乱し結局は「銀行の収益懸念」から、銀行株が売り込まれることになり、それと並行して連日のように日経平均株価も売り込まれるようになった。諸外国の多数の懸念材料があったものの、円や日本株がヘッジファンドなどの投機筋の標的になったおもな要因は日本銀行が「マイナス金利政策」の導入を決定したことだったと考えている。「マイナス金利政策」導入が報道された後、一時的には株価は上昇したものの、日銀の「マイナス金利政策」の全容が明らかになると、その内容に外国人投資家は失望し「日本株売り・円買い」に走った。特に金利が安定収入である「地方銀行」の株式は大きな下落幅になっている。先が読めないので地銀株の買い手がいないのである。経済学者のフリードマンは「恒常所得仮説」を唱えている。一時的な収入より、安定的な収入である「恒常所得」を上昇させたほうが、消費が拡大し経済が成長するという仮説だ。政府が「賃上げ政策」を進めている理由でもある。「マイナス金利政策」は銀行の安定収入を収縮し経営を不安定にする。都市銀行は、アジア諸国など海外に融資をしており、他にも収益の道筋はあるが、地銀にとっては「マイナス金利政策」は大きな痛手だ。マスコミで言われているように、ATM手数料や振り込み手数料の値上げは避けられない。個人にもしだいに、影響が出てくる可能性は高い。

 先週の金曜日は、日経平均株価760円下げ15,000円を下まわることになった。私は将来の優待生活のために安くなった優待銘柄5銘柄ほど買った。これ以上下げるとなると、5%を超える高配当優良銘柄も出てくる。私は今年に入り、まだ「ニーサ口座」は使っていないが、これ以上下げるようなら高配当銘柄を拾っていきたい。上値追いをせずに、じっくり下がったところを拾っていけば、むしろ今回の下げは、2月末3月末の配当・株主優待権利どりの絶好の機会である。今回の下げで市場から撤退を余儀なくされているのは「レバリッジ」を使った投機的な取引をしている投資家だ。あるいは「ガチホ」といって自分のお気に入り株を「がっちりホールド」しネット掲示板で励まし合っている個人投資家が追証を迫られたことによる投げ売りだ。「ガチホ」組は信用取引で「全力買い」をしている個人投資家もいて、市場から撤退を余儀なくされている人も多い。この「投げ」が信用取引の担保にしている優良株の「投げ」をも誘っている。株式などのリスク資産への投資は「余裕資金」で行いたい。ニーサの枠内でじっくり高配当優良銘柄に投資していれば、大きな損失は負うことは少ないだろう。損失が出ていたとしても、配当を長期に受け取れば、損失は回収できる。「配当所得」も、1年間に定期的に入る「恒常所得」である。安定的な配当を出せる株式を保有することは、毎年ちょっとしたボーナスを得られることと同じだ。決算書をみるポイントとしは、配当を成長し継続していけるための会社かどうかの見極めることだ。証券アナリスト試験によく「サスティナブル成長率」の計算がでる。「サスティナブル成長率」は、ROE(自己資本利益率)×(1ー配当性向)で求められる。会社が持続的に成長し配当を継続していくためには、ある程度の内部留保や先行投資が必要であることを意味する指標である。純利益からどれぐらいの割合を配当に回しているかが「配当性向」であるが、「配当性向」があまり高すぎる企業は、将来的に安定的な配当を出していけるとは限らない。私が高配当銘柄を選定する場合は、配当性向は「0.3~0.6」を目安にしている。また、会社が現金を多く持っている資料として「キャッシュフロー計算書」がある。上場企業は「金融商品取引法」で3ヶ月毎に「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」を開示している。決算書は簿記を勉強したことがある人であれば読めるので、気になる銘柄があれば積極的に読んでいただきたい。また、株式投資にはこれらの「ファンダメンタル分析」の他に「日経平均株価チャート」などを使う「テクニカル分析」がある。短期投資家は数多くのチャートを使った「テクニカル分析」中心に行っているが「ニーサ」は長期投資に向いているので「ファンダメンタル分析」を中心にして「チャート」は参考程度にして、安く買える時を探りたい。2月16日から「マイナス金利」による取引が行われるが、先週の金曜日の海外市場が安定してきたので、週明けの日経平均株価は高く始まる可能性が高い。その後「マイナス金利」懸念をどう消化するか、週明けの日本市場が注目される。ニーサ投資は自己責任でお願いします。

 

 

 

※ 参考資料   日本経済新聞  2月7日 朝刊 9面  「日曜に考える」

         「マイナス金利、経済への影響は」

         慶応大学教授  池尾和人氏  みだし「銀行の仲介機能が低下」

 

 

 

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2016年

1月

30日

平成28年度年金額は据え置きに。

  昨日の午後、厚生労働省のホームページで、平成28年4月分からの年金額改定について、発表がありました。結果は、平成27年度の年金額と変更なしでした。また、マクロ経済スライドは平成28年度は発動しないことになりました。今日は平成28年度の年金額の改定についてお話ししたいと思います。

 

 

      《平成28年度の年金額改定にかかる各指標》 (厚生労働省ホームページより)

 

 

① 名目手取り賃金変動率     ▲ 0.2%     67歳以下の新規裁定者の改定率

② 物価変動率            0.8%     68歳以上の既裁定者の改定率

③ マクロ経済スライド調整率   ▲ 0.7%     (平成28年度は発動しない。)

 

 

 年金額の改定ですが、昨年も更新したように、かなり複雑な仕組みで年金額は改定されます。まず、押さえておきたいのが、原則は67歳以下と68歳以上では別々な方法で年金額を改定することです。67歳以下の年金受給権者である「新規裁定者」は現役世代の賃金の変動率に合わせて改定します。この賃金の変動率の正式名称を「名目手取り賃金変動率」といいます。また、68歳以上の「既裁定者」は購買力を維持するために「物価変動率」で改定します。平成27年の全国消費者物価指数(生鮮食品を含む総合指数)は前年比「0.8%」上昇したことから、68歳以降の年金受給権者は「物価変動率」を使い年金額を改定します。このように、67歳以下の年金受給権者は「名目手取り賃金変動率」で、68歳以上の年金受給権者は「物価変動率」で年金額を改定しますが「名目手取り賃金変動率」が「物価変動率」より低い場合(どちらもプラスの場合)は68歳以上の既裁定者も「名目手取り賃金変動率」で改定します。(平成27年度は、このルールで年金額の改定が行われました。)それでは、平成28年度は「新規裁定者」も「既裁定者」も「名目手取り賃金変動率」で改定するかというと、そうではなく『「名目手取り賃金動率」がマイナスで「物価変動率」がプラスの場合は年金額は変更しない。』という例外ルールに該当したため、年金額は据え置きになりま

した。厚生労働省のホームページに「給付と負担の長期的な均衡を保つ観点から、賃金水準がマイナスで物価水準の変動がプラスとなる場合は、現役世代の保険料負担能力が低くなっていることに着目し、ともにスライドなしとすることが規定されています。」と記載されています。この例外ルールにより、平成28年度の年金額は据え置きになりました。平成27年度の年金額改定以上に、ややこしくなりました。

 また、「マクロ経済スライド調整率」は、60歳以上の高齢者雇用が見込みより進んだことから、前年の「0.9%」より低い「0.7%」となりましたが、年金額の改定が「0」なので平成28年度はマクロ経済スライドは発動されないことになりました。(デフレ下でのマクロ経済スライドは発動しない。)2年前の財政検証のオプション試算では「マクロ経済スライド調整率」は「1.1%」程度の見込みでしたが、平成27年度は「0.9」平成28年度は「0.7%」と定年延長・継続雇用の定着化や近年の労働者不足もあって「マクロスライド調整率」は低下傾向にあります。

 

 

 

 次に、年金額改定の中心になる「名目手取り賃金変動率」について、解説します。

 

 

              平成28年度の手取り賃金変動率の計算式

 

 

 名目手取り賃金変動率 =実質賃金変動率   × 可処分所得割合変化率 ×  物価変動率

         (平成24年~平成26年度の平均)  (平成25年度の値)    (平成27年の値)

    ▲0.2%       ▲0.8%         ▲0.2%         0.8%

 

 

 

《解説》

 実質賃金変動率は、平成24年度から平成26年度の3年間の物価変動率を加味した賃金の伸び率を「1年あたりの伸び率」に修正してもとめます。(3年間の賃金伸び率の3乗根を求める。)平成26年度は消費税が8%に増税した年度であるために「物価変動率」は大きく上昇し、それに賃金の上昇率が追いつかなかったために「▲0.8%」になったと考えられます。(消費増税分も消費者物価指数に影響する。)また「可処分所得割合変化率」は厚生年金保険料率の変動率から求め、手取り賃金(可処分所得)の減少を年金額に反映させるものです。「可処分所得割合変化率」は昨年と同じ「▲0.2%」でした。最後に平成27年の「物価変動率」ですが、全国消費者物価指数は1月から12月の暦年の数値を使いますので、1月~3月までの3ヵ月は、まだ消費増税上昇の影響が残っていたわけですから、これが「物価変動率0.8%上昇」のおもな要因と考えられます。平成27年1月~3月の消費者物価指数は前年比平均「2.3%増」でした。平成27年4月以降の消費者物価指数は「0%~0.6%」で推移しています。平成27年を平均すると「0.8%」増になります。ちなみに、日本銀行が目標としている「インフレ率(生鮮食品を除く総合指数)」は「消費増税の影響を除いた数値」を指標としていますので、原油安の影響を受けここ数か月は「0」に近い数値になっています。昨日、日銀は2016年後半のインフレ目標を1.4%から「0.8%」に下方修正しました。世界経済減速による閉塞感から「マイナス金利政策」による金融緩和拡大政策を行うはこびとなりました。「マイナス金利政策」については、賛否両論がありますが、今後のマーケットの状況をみて2月にふれたいと思います。

 

 

 

※ 「全国消費者物価指数」は年金額を改定する場合、年金は食生活に直結することから「生鮮食品を含む総合指数」を使用します。テレビや新聞で使われる全国消費者物価指数は価格変動が激しい「生鮮食品を除く総合指数」を使用しています。これを「コアCPI」と呼び、平成27年は「0.5%」増となりました。日銀のインフレ目標は「生鮮食品を除く総合指数」からさらに消費増税影響分を除いています。ちなみに「食品とエネルギーを除く総合指数」は「コアコアCPI」よばれ、平成27年は「1.0%増」となっています。原油安の影響が「0.5%」程度あることがわかります。(参考・総務省統計局ホームページ)

 

 

 

 

 

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2016年

1月

10日

平成28年からニーサ枠120万円に拡大!!

  新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。「ニーサ」こと「少額投資非課税制度」が3年目を迎えました。そして、今年から非課税枠が拡大され「120万円」になりました。個人投資家にとっては歓迎すべき話ですが、今年は1月4日の大発会から日経平均株価が5日連続下落と1週間で1,300円以上の値下がりとなりました。2年目からニーサ投資を始めた方は、含み損になっている方も多いと思いますが、非課税で配当を受け取ることで、じっくり資金を回収していくのもひとつの方法です。1年目から始めた方は、まだ少し含み益がある方は、多いのでないでしょうか?どちらにしても、3年目は、ニーサ枠が20万円拡大されたわけですから、今回の大幅調整をチャンスと、とらえることもできます。 中国の成長鈍化や原油安によるオイルマネーが、株式等のリスク資産から逃避しており、トヨタ等の国際優良銘柄に売りが出ています。株価が下がれば、高配当銘柄の配当利回りは上昇するわけですから、「ニーサ投資家」にとっては、年始めから、ニーサで金融商品を買付けるチャンスが到来したとも言えます。120万円という枠をフルに生かしながら、時間分散をし財務内容の良い内需系の大型株を拾っていくのがいいのではないでしょうか?最近は「グローバル経済化」により「世界同時株安」になることが多く「国際分散投資」は以前より効果が薄くなっています。これに対処するには、購入期間を分散して買い付ける「時間分散」を効果的に使いたいところです。毎月10万円毎12ヶ月投資信託を買付ける「ドルコスト平均法」を使い平均購入単価を安定させる方法もあります。(ニーサ120万円枠の根拠となっているようです。)

 8日の日本時間夜10時30分に発表された、アメリカの12月の雇用統計は、市場のコンセンサス20万人増よりも大幅に多い「29万人増」でした。発表直後のニューヨークダウ30種平均は、取引開始直後はこれを好感し100ドル以上上昇したものの、WTI原油価格が急落したことから、結局は160ドル以上下げて取引は終了し、シカゴの日経平均先物は、先週末の終値より400円以上安くなっています。明日の月曜日は日本の株市場の取引がないことから中国・アメリカなどの海外の株式・為替市場が注目されます。

 WTI原油がリーマンショック後の安値を更新しました。私が使っている店頭のガソリン価格も1ℓ106円と100円割れも視野に入ってきました。灯油は暖冬ということも重なり、需要減により18ℓ864円と激安になっています。3年前の半値以下ぐらいになっていますね。今年の冬は、ファンヒーターの灯油の減り具合も遅く、ポリカン5個ぐらいでなんとかなりそうです。なるべく電気こたつを使わず、ファンヒーターを使うようにしています。果たして原油価格はどこまで下がるのでしょうか?次の下値めどは1バレル30ドルですが、一瞬切って達成感から上昇に転じるのか、はたまた25ドルぐらいのまでの下げがあるのか、なんとも悩ましいところです。日経平均株価やニューヨークダウの下値目途として、最近のニューヨークダウは、原油価格の影響を大きく受けることから「WTI原油日足チャート」を参考にする方法もあります。ニーサ投資は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

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2015年

12月

05日

アメリカ年内利上げ濃厚に。

 4日の日本時間夜10時30分に、アメリカの11月の雇用統計が発表されました。市場のコンセンサスは19万人の増加でしたが、労働省から発表された速報値は「21.1万人増加」で、アメリカの雇用が順調に拡大していることが確認されました。また9月分と10月分の雇用者数も上方修正されたことから、いよいよリーマンショック以来続いていたアメリカの「ゼロ金利政策」が解除されることになりそうです。12月の「利上げ」が濃厚となったのが、11月発表された10月分の雇用統計の速報値で『27万人増』というサプライズな数字でしたが、今回はひき続きアメリカの景気拡大を確認できたことで、12月半ばににある米国のFOMC(米国連邦市場委員会)で、イエレンFRB議長から「利上げ」が発表される可能性が高くなっています。しかし、そのペースは新興国からマネーが逆流することを配慮し、これまでの利上げとは違い、かなり緩やかなペースになりそうです。12月3日の欧州中央銀行のドラギ総裁が発表した、欧州の今後の金融緩和政策は、市場の予想より大胆なものではなかったことから、週末は世界同時株安となりました。3日のアメリカの雇用統計発表後は「年内利上げ濃厚」との観測から、ドルが買われ、円安がすすみました。ニューヨーク市場は、雇用統計発表後は小動きでしたが「ニューヨーク・ダウ30種平均株価」は大引けは360ドル以上の上昇となり、マーケットもしだいに12月の利上げを織り込みはじめているようです。しかし、実際に利上げとなった場合は、新興国に流れていたマネーがどのような動きになるか「ゼロ金利解除」はアメリカも初めてであることから、12月半ばに開催されるFOMCのイエレン議長の声明が注目されます。

 日本では、12月1日に年末恒例の「ユーキャン流行語大賞」の発表になり、見事『爆買い』と『トリプルスリー』が受賞しました。当ホームページでも「訪日外国人需要」である『インバウンド』を取り上げてきたことから『爆買い』が受賞したことはうれしいかぎりです。とくに、昨年は応援していた『ちょい飲み』が大賞を逃しただけに、うれしさひとしおです。私個人としては『爆買い』は縁遠い言葉なのですが、最近『爆買い』せざるをえない状況になってしまいました。2週間前に20年間使っていた冷蔵庫が急に「カタカタ」と音を出し急に冷えなくなったり、5年使っていたモバイルPCのハードディスクがおかしくなり起動しにくくなりました。また、スマホの『IPHON4s』の電池の減りが早くなってしまいました。電池を交換すると数万円かかるとのことで、そろそろ『IPHON6s』に買替えようか検討しています。これらを一度に『爆買い』すると約20万円ぐらいかかることから、迷っていますが、とりあえずヤマダ電機で冷蔵庫を買い、今日は『ヤフーショッピング』で『モバイルPC』を安く買えるところをさがしています。特に今日は『5のつく日』で『Tポイント』が『5倍』になることから、朝からさがしていますが、なかなか決まりません。アプリで買うと『3倍』ポイント加算されたり「ヤフーカード」で決済するとさらにポイント加算されると、10倍以上『Tポイント』がもらえます。5万円ぐらいの『LENOVO』のノートパソコンをさがしていますが『Tポイント』が5000ポイント以上もらえることになります。今や電気製品の買物は「ネットショッピング」が主流となりましたが、冷蔵庫だけは壊れた冷蔵庫を持ち帰ってもらえないのでは?という不安にかられ『ヤマダ電気』で購入しました。ネットで買っても『リサイクル券』を購入すると持ち帰ってくれるようですが、やはり冷蔵庫は場所をとるだけに無難な方法を選びました。今は家電商品を処分するには『リサイクル料金』がかかります。大型冷蔵庫(171ℓ以上)の『リサイクル料』は6,000円ぐらいでした。リサイクル料金がかかるので、こわれたパソコンやプリンターなどはまだ家でゴロゴロしています。これも、そのうちまとめて処分してもらおうと考えています。『爆買い』の資金はIPO(新規公開株)の売出しでもらった『かんぽ生命』の売却益をあてようと思っています。これ、助かりました。

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2015年

11月

14日

株主優待生活

 先日、「吉野家の株主優待券」が送られてきました。商品券で額面「300円」×10枚で3,000円分です。吉野家で大好物の『牛鋤鍋膳』630円(税込)を食べて、優待券1枚使うと330円で『牛鋤鍋膳』食べられますので、非常に重宝しています。最近は『ちょい飲み』に利用することが多くなり、9月で優待券が無くなってしまいました。ようやく、優待券が届いたので早速『牛鋤鍋膳』を食べに行きたいと思います。吉野家の株価は11月13日時点で、1,530円でした。100株単位なので現在は約15万円前後で吉野家の株式を1単位購入することができます。「吉野家」の中間決算月が8月本決算が2月なので、それぞれの決算月の月末の4営業日前の引け後に株式を所有していると、吉野家の株主優待券と配当(年間2,000円)がもらえます。「吉野家」の優待券2回分と年2回の配当金2,000円を合計すると8,000円分インカムゲインを得ることができます。株主優待と配当を合わせた総合利回りは5.2%にもなり吉野家ファンには、うれしい株主優待制度となっています。私は1,400円で100株買っているので総合利回りは5.7%になっており、しばらく保有しようと思っています。11月末は、100円ショップ「キャンドゥ」の株主優待券(108円×20枚の商品券)をゲットしようと今週100株買いました。昨年は2,160円の商品券をゲットしようとして、権利落ち後8,000円分ぐらい急落し結局は損をしました。今年は、3,000円利益がでたら株主優待券はあきらめて、利益確定しそのお金で「キャンドゥ」で買物をしたいと思います。企業の決算月は2月末と3月末に集中していますので、今のうちから優待銘柄を探しておいて、株価が暴落した時に買付けると安く株式を買付け長期で保有することができます。私も老後に備え、業績の安定した優待利回りのよいものを多く長期保有したいと考えています。

 株主優待で有名になったのが、元・将棋棋士の「桐谷広人」さんです。今はテレビや講演会で引っ張りだこですが、桐谷さんもリーマンショックの時に大損をして「短期投資」から「長期投資」に変えたようです。桐谷さんが言うには、株主優待があると、生活費があまりかからなくなるということです。これは、私も実感しているところです。桐谷さんをみならって、今のところ保有している優待銘柄は『吉野家』だけですが、購入価格が手頃な10社ぐらい優待銘柄の購入しようと考えています。みなさんも「優待生活」を考えている方は、書店に『桐谷広人』さんの本が置いてありますので、読んでみてはいかがでしょうか?

  

 

 

 


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2015年

10月

12日

郵政3社ブックビルディング始まる

 いよいよ、郵政三社の上場が11日4日とせまり、投資家の需要調査である「ブックビルディング」が10月8日から始まりました。仮条件は以下のとおりとなっており、ブックビルディング期間は「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」は10月16日まで「日本郵政」は10月23日までとなっています。

 

 

    仮条件        100株の金額              ブックビルディンク期間

 

   日本郵政     110,000円~ 140,000円   10月8日~10月23日    

   ゆうちょ銀行   125,000円~ 145,000円         10月8日~10月16日

   かんぽ生命    190,000円~ 220,000円     10月8日~10月16日

 

 

  配当利回りは「日本郵政」と「ゆうちょ銀行」が3%半ばで「かんぽ生命」は2%半ばとなり「電力株」に変わる「デフィンセブ銘柄」として期待されているようです。総売出し株式数は「日本郵政」が4億9,500万株「ゆうちょ銀行」が約4億1,244万株で数が多く「かんぽ生命」が6,600万株と全社2社より少な目となっています。売出し株数からみると「かんぽ生命」が人気化する可能性が高いのですが、マーケット関係者の意見をみてみると「三者三様」のようです。私も、数か所の証券会社のブックビルディングに参加しましたが、今回の郵政上場は国民の「貯蓄から投資」を根付かせるためにも、数多くの投資家に株主になってもらいたいようで、当選する確率は高いのではないでしょうか?「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」は10月19日に売出し価格が決まる予定です。「日本郵政」は10月26日に売り出し価格が決まるようです。私も100株当選しないかと期待しています。

 郵政上場の直前の10月30日には、注目の日銀の「金融政策決定会合」が控えています。9月のアメリカの雇用統計が悪かったため、アメリカの利上げは今年末から来年以降という見方が強まり、再びマーケットの地合いがよくなってきました。日本も各景気指標が悪化しており日銀が追加金融緩和をするとマーケットが織り込んでいるだけに、10月30日に「追加金融緩和」が無かった場合は、11月初めは日本のマーケットの地合いが悪くなるだけに「郵政三社上場」に悪影響も出かねません。今回の郵政株上場の政府売り出し資金は「東日本大震災の復興予算」と使途が決まっているだけに、2年間かけて市場に放出することになり、初回の売り出しは失敗がゆるされないとのことです。黒田日銀総裁は、今頃どのような「サプライズ」を演出するか頭を悩ませているのではないでしょうか?


 

 

 

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2015年

9月

23日

チャート分析の基本

今日は「チャート分析」の基本的考え方を述べましょう。「チャート」とは「海図」という意味です。「海図」は船が航海するときに、無くてはならないものです。船が大海のどの位置を航走しているのか分かっていないと、台風に巻き込まれたり、誤って他国の領域に侵入してしまうおそれもある。株式投資をする上でも「マーケットの地図」が無いと、現在の日経平均株価がマーケットのどの位置にあるかわからない。それを教えてくれるのが「日経平均株価・移動平均線」である。「日経平均株価・移動平均線」をみれば、現在の株価は「マーケット」のどの位置にあるのか?を判断することができる。「日経平均株価・移動平均線」が、日経平均株価のテクニカル分析の基本的な指標と言ってもいいでしょう。「日経平均株価・移動平均線」と、様々なチャート(例えば、ボリンジャーバンドや一目均衡表など)を使って、より詳細な「テクニカル分析」をする投資家もいます。そのような人も、基本的なマーケットの動きを確認する上で「日経平均株価・移動平均線」を重要視しているのである。「日経平均株価・移動平均線」は、シンプルな考え方のもとにできているので、すぐに理解できるチャートである。多くは「25日移動平均線」と「75日移動平均線」で構成されている場合が多い。「25日移動平均線」は取引日の直前の25営業日の「日経平均株価の平均値」をグラフ化したものである。「75日移動平均線」は、取引日の直前の75営業日の「日経平均株価の平均値」をグラフ化したものである。よく「25日移動平均線」を「短期移動平均」と表し「75日移動平均線」を「中期移動平均線」として表わしている日経平均株価チャートが多い。それに加え、年金運用者などの機関投資家が指標としているのが「200日移動平均線」である。また「ごく最近の動き」を表わした「超短期移動平均線」が「5日移動平均線」であり、「日経平均株価の日足チャート」をみる場合は、この4つの移動平均線を覚えていれば、だいたいの現在の日本株式市場の値動きが把握できることになる。

 現在の「日経平均株価」にあてはめてみると、平成24年末から始まった「アベノミクス相場」は「日経平均株価・移動平均線」を上向きに上昇させた。途中で、諸外国や国内のできごとで「25日移動平均線」が「75日移動平均線」を下回ることがあったが「200日移動平均線」を下回る日は少なく順調な上昇トレンドで推移してきた。現在の「日経平均株価チャート」は長期移動平均線である「200日移動平均線」の19,100円近辺を大きくしたまわり、18,000円前後で定着している状況である。「25日移動平均線」と「75日移動平均線」は、既に右下がり状態となっており、チャート的にも「日経平均株価」は売られやすい状況になっている。懸念されるのは、年金基金などの長期運用をする機関投資家の指標である「200日移動平均線」が「右下がり」になると「日経平均株価」は、上昇トレンドから下降トレンドに転換してしまう可能性が強くなってくる。日経平均株価が上昇トレンドの場合は「25日移動平均線」が「三角持合い(ペナントフラッグの状態)」になった場合(▶の右端)は「上っ離れ」して上昇トレンドにもどることが多かったのだが、最近の下降トレンドでは「三角持合い」になった場合は日経平均株価がペナントの先((▶の右端)になった場合「下っぱなれ」することが多くなってきた。現在も25日移動平均線は「三角持合い」の状態で、右に先細りになるペナントの先にかかり「上っぱなれ」するか「下っぱなれ」するか注目されていたが、昨日、報道されたドイツ「フォルクスワーゲン」の「排ガス規制試験の不正操作」で、昨日の欧米株式市場が軒並み大幅に値下がりしており、シルバーウイーク明けの日本市場も売り気配で始まり、三角持合いは「下っぱなれ」しそうな勢いである。最近の日経平均株価チャートからみると、しばらく日経平均株価は軟調な状態が続くと予想される。

 もちろん、「株価連動内閣」と言われている「安倍内閣」も「2%物価目標」に苦しんでいる「黒田日銀総裁」も「日経平均株価チャート」を気にしているだろう。ちょうど1年前は、日銀の黒田総裁は、10月末に「ハロウィーン緩和」と呼ばれるサプライズな「追加金融緩和」を行った。同じ日に、政府はGPIF(年金積立金運用管理独立行政法人)の「資産運用割合の変更」を同じ日に発表し「追加金融緩和」に相乗効果をもたせた。マーケット関係者の中にも、最近、物価にネガティブな指標が発表されていることから、2年連続の「ハロウィーン緩和」があるのではないかという「追加金融緩和観測」が台頭している。また、11月4日は「郵政三社」の上場日でもある。「郵政三社」の株価の初値が高くなれば「資産効果」により、マーケットの地合いもよくなる。また「消費者物価指数」にもいい影響を与える可能性が高い。「日経平均株価・移動平均線」も再び上昇基調にもどるかもしれない。日銀黒田総裁は「追加金融緩和」に踏み切るのか、それともカードを温存するのか、10月の「日銀金融政策決定会合」が注目される。

 

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2015年

9月

06日

セプテンバーリスク

 いよいよアメリカの「利上げ」がち近づき「中国株リスク」「ギリシャ国債懸念」と合わせて、ワールドマーケットが、荒れています。BSジャパンの平日夜10時から放送している「日経プラス10」に7月にゲスト出演した「マーケットアナリスト」の「豊島逸夫氏」は、この三つのリスクを「セプテンバーリスク」と名付けました。豊島氏は日経電子版にコラムを書いていますが、アメリカやヨーロッパの「ヘッジファンド」呼ばれるほどの大物エコノミストだ。まさに自他ともに認める「マーケットアナリスト」で、日経電子版のコラムでも断トツの人気を集めている。その「セプテンバーリスク」が現実になった。このリスクに「原油安」も加え、4つのリスクとなっている。特に「日本株式」は、今年は調整らしい調整がなかっただけに、下げも新興国並みに大きくなっている。長期投資家が指標としている19,000円近辺にある「200日移動平均線」を大きく下回り、18,000円を下回る水準だ。ここ2週間は、ボラタイルな展開になっているが、今後も「米国雇用統計」や「G20の中国要人の発言により」値動きの荒い展開になりそうだ。しかし、9月末は「配当権利落ち月」でもあり、下値では虎視眈々と、配当狙いの機関投資家や個人投資家が「高配当利回り銘柄」を狙っていることも事実である。

 キャノンは配当利回り「4%以上」NTTドコモはもうすぐ「3%」になりそうだ。武田薬品工業も株価は下がり再び「高配当銘柄」として狙われそうである。大手証券の「ラップ口座」に眠っいる「MRF」も8月末から、出動開始しているだろう。9月に入ったばかりであるが、これから権利落ちの9月末までは「キャピタルゲイン」か「インカムゲイン」か激しいヘッジファンドと機関投資家・個人投資家の攻防が予想される。

 今までは「くじら」が買い支えるので日本株は「PER」からまだ割安だからまだ上がる。との声もあったが、1年に1回は、今回のような「大幅調整」はあるものである。それを我慢できるか否かで、運用の巧拙がきまってくる。「ニーサ」も1年目から始めた人はプラスであるが「2年目」から始めた人はかなりの人がマイナスであろう。とにかく、投資は「高配当銘柄」を時間分散でいかに安く買えるかどうかだ。「ソフトバンク」の配当利回りは「1%未満」なので、一度塩漬けになったらなかなか回収できない。「高配当銘柄」で「自己資本比率」が高い銘柄は、たとえ株価大きく下がったとしても、長く持っていれば配当で回収できる。投資は万が一の時の「ディフィンス」を考えていれば、大きく損をすることはない。「ニーサ」はその配当に課税されないのであるから、より回収が早くなる。「サッカー」や「バスケット」が「ディフェンス」が大事なのと同じである。私もこの下げを待っていた一人である。「ニーサ」1年目に買った「NTTドコモ600株」は、既に売却している。今年も「NTTドコモ」にするか、配当利回り4.5%まで下がった場合の「キャノン」にするか、はたまた和歌山県の建設関係の高配当銘柄を買うか、チャンスをうかがっている。と言うわけで「セプテンバーリスク」。「ピンチはチャンス」そして「CHANGEはCHANCE」なのだ。ピンチに強い全日本バレー「古賀ちゃん」をみならおう!!

 

 

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2015年

8月

22日

坂道(2012年ブログ日記より)・エッセイ特集最終回

土日は、FP協会のボランィア活動で、気仙沼市の仮設住宅へ「生活再建パンフ」の配布でした。土曜日は、全国的に大雪でしたね。気仙沼市も十数センチつもりました。それも、水をたっぷり含んだ「春のゆき」でした。東北自動車道や三陸自動車道では、事故が多発したため仙台組は、渋滞にまきこまれているらしく、土曜日は気仙沼市内を単独でボランティア活動することにしました。しかし、昼頃はものすごい雪が車のウィンドウをたたきつける。視界不良の中「今日は中止にしよう!」と何度も考えたが、他のFP仲間もがんばっているんだ。と心にきざみ、私は危険を覚悟で、気仙沼市のはずれにある小学校のグランドの仮設住宅に向かった。雪が車のウィンドウにたたきつけ、前がよく見えない。私は、工事ている、おじさんに道をききながら、最果ての小学校グランドへとむかった。なかなか、つかない。雪のため、車のハンドルがとられ、普通に走っていても危険な状態だ。しかし、わたしはひるまず進む。仮設の人に「生活再建パンフ」を届けなければならないという使命感に燃えていた。そして、ようやく小学校の看板をみつけた。「やった。ようやく着いた。」わたしは、狭い道路を左折し小学校への坂道を登ろうとした。その時だ。車が進まない!!「シュル・シュル・シュルッ」とタイヤが雪で空回りをして坂道を登れないのだ。長い直線の坂道であった。数回、試みたがこのままでは、同じことだ。私はふっと「モンキーターン」を思い出した。こういう時こそ「モンキー」を使えばいいいんだ!!私は、おもむろに車を直進させ、平坦な広場で車を切り替えした。私は、スピードに乗り、今度は右ターンで坂道を登り切ろうとした。そして、ターンをしている時、ハンドルを握りしめ元祖モンキーターンの「飯田加一」なみの「シニア・モンキー」を決めたのだ。私はそのまま、体重を前に移動して、坂道をスルスルと登って行った。そう「札幌オリンピック」の「日の丸飛行隊」笠屋選手のように!!ところが、坂道の中ほどで「原付バイク」を押している「原付おじさん」に前をふさがれたのだ。私は、危険と思い「バッケンレコード」をあきらめ「テレマーク」を出して着地した。私と「原付おじさん」は、しばらく顔を見合っていた。原付おじさんは言った。「いがいん。いがいん。」と。しかし、建築基準法の二項道路に満たない狭い私道だ。ここからは「スリップして登れるわけないじゃん(T_T)」と心の中で思ったが、FPとしての品位を保つために「どうぞ、お先に行ってください。」と原付おじさんに話したのだ。私は坂道を登り切ることをあきらめた。しかし「セットバックのない建築基準法2項にも満たない道路」の両脇は畑である。無事にバックして戻れる保障もない。そして、バックしてスリップしたら、今度は「後ろ向き日の丸飛行隊」で、ハードランデングするかもしれないのだ!!私は、そろそろと「坂道」をバックで下り始めた。ぐにゃぐにゃ曲がりながらであるが、なんとか坂の下までたどりついた。雪の後をみたら、あと5㎝で転落する場面もあった。私は、リュックに「生活再建パンフ」を入れて背負い「野麦峠」を登る「松田聖子」のように、どこにあるかわからない「小学校」のグランドを目指して歩き始めた。私は思った。「始めから、歩いて登ればよかった。」と。坂を登り切って50mほど歩くと、仮設住宅はみつかった。各部屋のポストにパンフを入れて帰ろうとしたところ「原付おじさん」にあった。「あんだ。どこの人っさ!」と聞かれたので「生活再建パンフを配りに来ました。FP協会の者です。」というと、「どうもね~」とお礼をいっていただいた。「仮設住宅の門」を出る時も、車の雪かきをしていた女性に「どうも、ありがとうございます。」と言っていただいた。私は疲れ切っていたが、仮設住宅の人達の言葉で、もう少し回ろうと思った。「坂道」を下っていたら、いつのまにか雪は小降りになっていた。今度は、気仙沼市の住宅街に点在する仮設住宅を4ヶ所回り、実家の畑にあるプレハブオフィスに向かった。ボランティア活動が終了した後は、いつもスガスガしい気持ちになる。ささやかな活動であるが、その活動を待っててくれる人もいることも事実なのである。次の日の日曜日も、おじさんから「どうも、ありがとね!」と声を掛けられた。「経済活動」も大事だが、「社会活動」もまた「ファイナンシャル・プランニング」の一環であると感じた日々であった。

 

 

 

 

 
 



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2015年

8月

15日

あこがれのオレンジベスト(2010年ブログ日記より)

 先日の土曜日、独立系FPの勉強会があった。終わった後、会場の外に出ようとしたら、顔見知りの先輩FPに会った。挨拶をして、すぐに気がついた。体が一回り小さくなっているのだ。「激痩せ」しているのだ。私は、病気かと気を使いながら「お久しぶりです。ずいぶん痩せましたね。」と声をかけた。先輩FPは「今ダイエットしていて、15キロぐらい体重が減ったんですよ。」と言った。私は「半年で15キロはすごいですね。」と言ったら、先輩FPは「走りこんで体を絞った。」という。私は、最近、運動不足のせいか、おなかの周りが肥え気味になっていた。そこで、先輩FPを見習って、体を絞ることにした。私は、高校の時「水泳部」だったので、プールに通うことにしたのだ。隣町にある町民プールだ。久しぶりに、水に入り泳ぎ始めたが、なかなか前に進まない。やはり、5キロほど肥えたのが利いているらしい。私は、クロールをしてプールの端につくとターンをしてみた。肥えているので、ターンをして3mほどは勢いよく進むのだが、すぐに隣のコースで泳いでいる男子小学生に抜かれてしまうのだ!「これはいかん。なんとか小学生に勝つ方法はないのか?」と家に帰って考えた。そして「ふっと」12月にあったボートレース「児島女子リーグ」初日8レースの「M松直美選手」のレースを思い出したのだ。3年ほど前、M松直美選手は月刊誌「ボートボーイ」に「あこがれのオレンジベスト」というエッセイを書いていた。ボートレース選手は体重制限があり、女子選手は体重が47キロ未満の場合、おもりの入った「オレンジベスト」を着用して体重を調整している。M松選手は、あれこれ涙ぐましい努力をして、ダイエットに励んだという。レースがある時は、宿舎にある売店の「とんがりコーン」を指をくわえて見つめていたという。しかし、無残にもM松選手は、3キロほど体重が減った後、5キロほどリバウンドしたということだ。「オレンジベスト」を着ることはM松直美選手の夢だったのだ。児島女子リーグの時は、M松選手の体重は61キロだったので「オレンジベスト」を着るためには、15キロほど減量しなければならない。もうあきらめたのかもしれない。8レースのM松直美選手のレースをインターネットリプレイで観てみた。M松選手は、調子がよさそうだ。ターンをすると、すっと重力で差しがきまり、前を走っている選手を抜いていくが、61キロという体重のため、私の「肥え肥えターン」のように、推進力を失ってしまう。軽量の今井裕梨選手に抜かれてしまうのだ。これが「肥え肥えターン」の弱点なのだ。しかし、この節、M松直美選手は調子が良く、2週目1マークで今井選手に襲いかかった。M松直美選手は、ターンをした後の推進力を生かし「肥ぇ肥ぇっ!」と叫んで、2着争いをしていた今井選手に「つけまい」を浴びせたのだ。ひき波をもろに浴びた、少年顔の今井選手はたまらず、後退していった。私は「これだ!」と思った。プールであの男子小学生に勝つためには、この「肥え肥えターン」しかない。と私は悟ったのだ。そう言えば「もしドラ」の143頁にこう書いてあった。「イノベーションとは組織の中だけではなく、組織の外にもたらす変化である。(マネージメントより)」そうか、これがミスターXがレトロバーで言っていた「オープン・イノベーション」なのか。M松直美選手の「肥え肥えターン」を水泳に応用させればいいんだ。
 私は次の日、さっそくプールに行った。あの男子小学生も来ている。私は、小学生のとなりのコースに進入した。200mほどアップした後。いよいよ小学生との競り合いになった。そして同時にターンをした。私の方が肥えているので、2mほど先行した。小学生が私に並びかけた時、私は思いっきり「肥えっ肥えっ!」と叫んで、高校生の時に覚えた前に進まない「肥え肥えバタフライ」で大きなひき波をたたせたのだ!!案の定、小学生はひき波をもろに受け、後退していった。私は今度は、クロールに切り替え小学生より早くゴールについたのだ。私はついに男子小学生に先着することができた。それから、10分ぐらいして、隣のコースに小学生の女の子が進入してきた。私は思った。「また、肥え肥えターンを試してみよう。」5分ほど流した後、いよいよ私と女の子は競りあいになった。そしてターン。私は右ターン、女の子は左ターンだ。顔が合った。私は思った。「ま、前田ちゃんに似ている ! 」私は社労士試験の講師であった「ゴロ先生」の「ゴロージメント」を思い出した。「ゴロージメント」にはこうあった。 ゴロージメント 3頁 初版 「前田ちゃんは、汚れ無き女神です。前田ちゃんが現れたら、かたわらにより、たたずみなさい。m(_ _ )m 」私はゴロ先生語録を思い出し「肥え肥えバタフライ」から、ひき波が立たない「肥え肥え平泳ぎ」に変えたのだった。そう、ベルリンオリンピックの女子平泳ぎで金メダルを取った前畑選手のように。女の子はそのまま、スイスイクロールでゴールに到着した。そして母親らしき人にこう言っていた。「お母さん、肥え肥えおじさんに勝ったよ!」母親「よかったね!肥え肥えおじさん、いつも男の子に勝ってるのよ。」女の子「やったー」母親「今日は、ごほうびにすき焼きにしようね。」女の子「わーい!」
 私は思った。これで良かったんだ。私の「閉ざされたプライド」より、ひとつの家庭が幸せとなり、それが呼び水となって、多少なりとも日本経済に貢献できるかもしれない。お金を節約することも「ファイナンシャル・プランニング」だが、「家庭に明るい夢を与える」こともファイナンシャル・プランニングなのだから。少し、ダイエット効果でてきました。わたしも「オレンジベスト着てみたいな~」男子の場合は、50キロ未満だから、ちょっと無理だね。

 

 

 

 

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2015年

8月

08日

ほや娘(2009年ブログ日記より)

 先日、職場の同僚と仙台駅前の「芋蔵」という、焼酎系の居酒屋さんにいった。「芋蔵」を経営している「Jプロジェクト」からもらった、株主優待券が10月末で期限が切れるからだ。4000円分あったので、使わないのはもったいない。私は、体調が万全でないので、グラス一杯だけいただくことにした。料理もまあまあ、2人で5,300円だったので、株主優待をつかって、1300円であがった!次にどこに行こうかと話になって、居酒屋の近くの、ラウンジかジャズフェスのプログラムにのっていた「仙台座」のどちらかに、しようと考えたが、同僚が、音楽を聴きたいとのことだったので「仙台座」にいくことにした。仙台座の看板をみつけ「このビルか!」と思い、最上階の3Fまで、エレベーターで、昇っていったが、店らしきものがない?また1Fに行ったら、駐車場の管理人さんがいたので、場所を聞いたところ、駐車場の真ん中にあるとのことだった。奥に歩いていったら、仙台座の店員さんが、店の前にいて、中に案内してくれた。入ると、なかなか洒落た店だ!!ピアノ、ウッドベース、ドラムセットが置いてある。8時から演奏なので、ちょうどいい時間であった。店には、ジャズの巨人のポスターが貼ってあった。マイルス、コルトレーン、ケリーなどなど。しばらくして、バンドのメンバーがやってきた。在仙のバンドだ。サックスは「ヒロ菊地」さん。仙台でジャズが好きな人なら知らない人はいないサックスプレイヤーだ!数曲、インストで演奏した後、ボーカルが入るという。私は、あまり期待していなかった。「また、声を張り上げるだけで、唄ごころのないボーカルなのか。」と。20台半ばぐらいの女性ボーカリストだった。なかなかMCがおもしろい。自分のことを、南三陸出身の「ホヤ娘」といっていた。ときおり、ずうずう弁を混ぜ、なかなか表現力豊かだ!いよいよホヤ娘が唄いだした!私は期待を裏切られた。いい意味で。私はホヤ娘の唄を1曲じっと聴いた。私が今まで生で聞いた中では一番だ。彼女は、マイクのボリュームを控えめにして、地声で勝負している。肩に力がはいっていない。体全身から、声を発している。ソウルふるというよりは、自然体だ!!数少ない客は、だまって彼女の唄に耳を傾ける。3曲めに「ジョージア・オン・マイ・マインド」を体全身で唄いあげて、最初のステージが終わった。少ない客からの大きな拍手がしばらく続いた。私がジャズを聴き始めた頃、仙台市で行われた「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」を観にいった時に、友人が言っていた言葉を思い出した。「ウェインショーターは、宇宙に向かってサックスを吹いている。」といった言葉だ。その意味がわかった。彼女は、宇宙に向かって声を発していたのだ。スケールの大きさは、テクニック以前の問題である、テクニックがなくても、人を感動させられる。「ホヤ娘」の唄も、宇宙に向けて音を発している。音楽性以前に大事ものは、人間性だ。人間のスケールが大きくなければ、その人の発する音は、人のこころを打たない。「ホヤ娘」も、いままで、紆余曲折の人生だったのだろう。そこから、這い上がり、彼女は、人間的にも大きくなり、人を感動させる唄を唄えるようになったんだろう。最後のステージが終わると、しきりの無い「カーテンコール」が鳴った。彼女は、はにかみながら最後の1曲を熱唱した。

 

 

 

 

 

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2015年

8月

01日

喜福荘(2009年ブログ日記より)

 今、引越し中である。引越しは、生涯7回目だ。1回目は、東京で、大学に通学するために、借りた4畳半のアパートだ。ひとりで中野駅前の不動産屋に飛び込み、3ヶ所ぐらい、部屋をみせてもらい、西武新宿線沿線の「新井薬師前駅」から徒歩5分ぐらいのところに借りた。名前は「喜福荘」といった。当時は、携帯電話はもちろん、自分の固定電話(黒電話)も持っていなかった。持っている人は、ブルジョア階級の学生たちだ。10部屋ぐらいのアパートで、ピンク電話が1階と2階に置いてある。ピンク電話がなると、誰かがでて、他の人の電話のときは、その人の部屋のドアをトントンと、たたき「電話ですよ!」といってとりつぐようになっていた。だいたい出るのは、ピンク電話の近くの部屋の人か、女子大生の人なのだ。電話から、遠い人はほとんど、電話に出ようとしない「なまけもの」なのだ。そのため、友達には、時間を決めておいて、電話をしてもらうことにしていた。その時だけ、自分が電話に出るのだ。たまに、他の人にかかってきた電話だと、しょうがなくその人に連絡しにいくのだ。トイレ掃除も、管理人さんがするわけではなく、住人が持ち回りですることになっていたのだが、女子大生の人が、気を利かしてしてくれてやってくれていた。私が、住んで1年くらいして、女子大生は、引越ししていなくなってしまった。トイレを掃除する人が、いなくなってしまったのだ。住人は「なまけもの」ばっかりだ、誰も掃除をしようとも、話し合おうともしない。便器のまわりについた、汚れは、しだいに広がっていくのであった。そのため、用をたすときに、広げる足の幅もしだいに広がっていくのだ!半年たっても誰も掃除をしようとしない。こうなったらガマン比べだ!!しかし時間たつにつれ、汚物の面積は、広くなり、さらに厚みもでて、立体化していった。そして、夏になると、臭いも毒ガスと化し、呼吸を止めたままでないと、用をたせなくなっていた。もうガマンの限界だ!!私は、もよおすと、近くの公園のトイレへともらさないように、小走りにでかけた。「おやっ」夜の公園のトイレなのに、二人並んでいる。「東京は、並ぶのが習慣なので、しょうがないか!」とガマンしてまっていた。前のふたりは、みかけた顔だ。よくみると、二人とも「喜福荘」の住人だったのだ。しかも、ひとりは、ガマンしきれない様子で、脂汗をかいている。私は、ふたりに声をかけたところ、やはり、あの汚物の山と悪臭には、耐え切れないとのことであった。そのうち、トイレの中に入っていた人が出てきた。脂汗をかいていた「喜福荘」の住人は、トイレに飛び込んだ!!中から、激しい音がする。「おやっ」トイレから出てきた人も見覚えがある。この人も、「喜福荘」の住人だったのだ!!私達は、ようやく大同団結し、次の日、大家さんにトイレを掃除してもらうよう、お願いに行きました。
 今年、東京に行った時、20数年ぶりに「喜福荘」に行ってみた。やはり、東京だ!「喜福荘」が、どこにあったのかも、わからないほど変わっていた。よく、行っていた食堂もなくなっていた。あの、無為な生活をしていた4年間、「喜福荘」の畳のぬくもりとトイレの思い出だけが、私が壁にぶつかった時に心を癒してくれる。あの頃は、バブル全盛期。私も映画「バブルにゴー」の主人公、広末涼子のように、タイムマシンであの時に帰りたい。そして「喜福荘」をセカンドハウスにしたい。「喜福荘」蘇えってくれ。そして私にこう言ってくれ。       Scrap And Build !!と。

 

 

 

 

 

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2015年

7月

18日

第4回ニーサ・ダービー(最終回)

 16日木曜日の日本経済新聞17面に、平成27年1月から6月末でに「ニーサ口座」で買われた株式「トップ10」が掲載されていました。長らくご愛顧いただいた、この特集は、残念ながら今回が最終回となります。楽しみしていた方(たぶん少数)ご了承願います。さっそく、トップ10ランキングを確認していきましょう。

 

 

 

             NISAで買われた株 (2015年1月~6月)

 

 

  順位   昨年           銘柄名                株価(17日終値)  配当利回り

 

  1位   (1)      みずほFG          270円          2.76%

 

  2位   (ー)    三井物産         1,624円        3.70%

 

  3位   (ー)    三菱UFJ                      902円        2.13%

 

  4位   (3)             キャノン         4,032円        3.81%

 

  5位   (ー)     OLC                        8,080円       0.45%

 

  6位   (5)      トヨタ          8,345円       2.75%

 

  7位   (ー)     丸紅         692円        3.39%

 

  8位   (ー)     東芝         376円        2.12%

 

  9位   (ー)    シャープ        166円        0.00%

 

  10位  (6位)    イオン          1,838円       1.56%

 

 

 「みずほFG」は前回に続きトップ独走、同じ銀行株の「三菱UFJ」も3位と銀行株が上位を占めています。全体的にみてみますと、初のトップテン入りとなったのが、実に6銘柄とフレッシュな顔ぶれが目立ちます。特に「三井物産」「丸紅」と高利回りの商社株が目立ちます。そして、最近業績不振で無配になった「シャープ」、不適切な会計処理で最近ニュースでよく取り上げられる「東芝」が、なぜかトップテン入りしてきました?「キャノン」「トヨタ」の大御所は、好位をキープしていますが、「キャノン」の株価は伸び悩んでおり、配当利回りも、この中では№1となっています。「配当はいいけど株価は上昇しない。」市場の評価は厳しいようです。イオンも「オーナーズカード」の普及も拡大したためか、土俵際に追い詰められております。しかし、株価は堅調に上昇しています。一年前は1,000円を割れる場面もありましたが「消費税率先送り、軽減税率導入観測、」をきっかけに株価は急ピッチに上昇しています。そして5位に躍進した「OLC」は、株式2分割によりニーサ枠の100万円以内で買えるようになったため、また「株主優待の充実」を好感して、いきなり5位につけました。「OLC」の文字を初めて見る方もいるかもしれませんが「オリエンタルランド」という名称の企業で「ディズニーランド」や「ディズニーシー」を運営をしている企業です。「株主優待」が「パスポート」で、1年間に100株で1枚もらえます。(株式分割により変更)また、長く株式を保有すると「パスポート」が「プラスアルファ」もらえるという特典が付いたため、人気化して5位につけました。私も、今回のギリシャ国債・中国株急落懸念で、6,500円ぐらいまで下がらないかと待っていたのですか、ダメでした。「パスポート」をヤフオクや金券ショップで売るつもりでしたが、残念!!

 ところで、みなさんお気づきの方もいると思いますが、これまで首位争いをしていた「ニーサダービー」の主役であった、あの『絶対ニーサ』こと「武田薬品工業」が姿を消しました。株価が6,000円台に上昇して、個人が買いにくくなったのと、株価上昇により、配当利回りが低下したためということもあるようです。AKB総選挙でも前年1位の「まゆゆ」がまさかの3位転落とレースは分からないものです。ヤフオクで大量に「AKB総選挙投票権」が、売買されていましたが、あれが影響したのでしょうか?最終回は大荒れの「ニーサ・ダービ」となりましたが、長い間お付き合いありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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2015年

7月

11日

東証リート指数急降下!!

 テレビや新聞で、連日報道されているように、ギリシャ国債懸念と中国株式の急落で、世界のマーケットが動揺しています。日経平均株価も、連日乱高下を繰り返し、不安定な状況が続いています。この2つのリスク要因に加え、年内の「アメリカ利上げ観測」と「WTI原油価格」がで一時61ドル台まで回復しましたが、現在は52ドル台と再び下落し、世界的なデフレ懸念も台頭しています。また、11日の日本経済新聞の17面に「東証リート指数7日続落」という記事がありました。「東証リート指数」は、今年の初め瞬間的に2000に到達したあと現在1600台半ばまで低下し、利回りが3.6%と上昇しているだけに「Jリート投信」を少しずつ買い下がる投資方法も考えられます。「Jリート」は簡単に言うと不動産投資法人がオフィスビル等の「不動産に投資」をしてそれを小口に証券化して投資家に販売する金融商品です。「Jリート投信」の基準価格が低下すると、配当の利回りが向上しますので、安く購入した方がより高い利回りを享受できます。また「首都圏のオフィス不動産市況」は、5年後の東京オリンピック開催もあって、ひき続き好調なようです。ただ、Jリートの日々の動きである「日足チャート」をみると「中国株チャート」と同じように、最近急降下しているだけに、やはり「Jリート投信」を購入する場合も時間分散で購入し、平均購入単価を低くおさえたいところです。10日の「東証リート指数」の終値は「1645」ですから、100万円の余裕資金があるとしたら、まず、東証リート指数「1650」前後で、10万円分「Jリート投信」を打診買いしてみる。「東証リート指数」が「1550」になったら、10万円購入するというように、少しずつ買い下がって平均購入単価を下げていく方法が無難でしょう。「Jリート投信」の基準価格が低下すると、それだけ口数も多く購入できるわけですから「買付け平均単価」は徐々に低下していきます。仮に前述の例でいうと、東証リート指数が「1550」で反転した場合、東証リート指数平均「1600」で20万円購入できるわけですから、東証リート指数が「1800」に上昇した時に売却すれば、約2万円のリターンが期待できます。投資予定資金の100万円からみても、約2%のリターンが出せることになります。また、長く保有すれば、3.6%の利回りが見込まれるわけですから、リターンは向上します。投資予定金額が「50万円」の場合は「5万円」ずつ10回に分けて買い下がっていけばいいわけです。(いくらの金額で、何回に分けて投資するかは、もちろん個人の投資方針によります。)

 分配金の受取りは「現金で受け取る方法」と「元本に再投資する方法」がありますが、は平均購入価格より、基準価格が高い場合は、現金で受取り投資資金を回収し、基準価格が購入価格を下回っている場合は「再投資」したほうが、税金がかからない「特別分配金」となる可能性が高いので、口数を増やせます。Jリート投資信託は、基準価格の下落により、現在の利回りは「3.6%」と上昇しています。東証リート指数が「1500」まで低下すると、利回りが約4%になるので、かなり投資妙味が増してきます。興味のあるかたは、7月11日の日本経済新聞17面をご覧ください。「Jリート投信」の購入は、自己責任でお願いします。

 

 

 

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2015年

6月

19日

ちょい飲み好評!!

 今日の日本経済新聞の17面にラーメン店「日高屋」を運営する「ハイディ日高」の営業益が最高益になったという記事がありました。今年は春から暑い日が続いたため、冷やし中華や『ちょい飲み』が好調だっという。『ちょい飲み』と言えば牛丼の「吉野家」も、ちょい飲み企画の「吉呑み」が好評だ。私も「株主優待券」が送られてきたので、昨日、仕事の帰りに「ちょい飲み」を体験してみた。吉野家では、生ビールは350円である。普段はメタボのため、お酒を控えているが、この季節は1週間に1回ぐらいは『ちょい飲み』したい気分になる。おつまみは、割安な値段なものが多い。「煮玉子」「牛の煮込み」「枝豆」「ポテトフライ」を注文してみた。。「煮玉子」はゆで卵を牛丼のタレで煮込んだもので、なんと100円でした。ゆで卵を潰して、牛丼のタレをキミに浸み込ませると、生ビールとバッチリの相性でした。あと、気に入ったのが150円の「えだ豆」だ。豆が大きくプリプリして歯ごたえがある「生ビールには、やはり枝豆だ!」と心の中で叫んだ。「フライドポテト」も値段の割には量が多かった。ケチャップをつけて口に入れ、生ビールをグィとやると、これがまたたまりません。「牛の煮込み」を注文したが、脂身が多く、メタボによくなかったので、半分たべました。そして、最後に食べたのは「〆の牛丼」300円です。これは「吉呑み」限定メニューで、普通の「並み牛丼」より小盛りなのだが、とにかく美味しかった。牛の質が違うのかもしれない。あるいは、ただ酔っていただけなのかもしれない。久しぶりにおいしい牛丼を食べたという印象でした。値段は、合計1,450円で、株主優待300円券を使って、1,150円ですみました。まさに『ちょい飲み価格』である。お酒を飲めない人は「ソフトドリンク」にウーロン茶があり、中ジョッキで120円と激安なのだ。ただ、「ウーロン茶」と「おつまみ」の注文で「吉呑み」が成立するかは不明だ。「〆の牛丼」は「吉呑み限定」なだけに、やはり「ウーロン茶」で「吉呑み」は成立しないのであろうか?今度、ためしに「ウーロン茶」「煮玉子」「枝豆」「フライドポテト」「〆の牛丼」を注文してみようと思う。しめて値段は820円である。吉野家の株主優待を使うと520円で済むことになる。また「〆の牛丼」がうまかったのが、お酒のせいか、牛の質のせいかも確認できる。みなさんも、会社の帰りに『ちょい飲み』してみてはいかがでしょうか?今年の流行語大賞は『ちょい飲み』を応援したいと思います。

 

 

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2015年

6月

12日

日米欧の長期金利上昇!

長期金利の指標である日本の「新発10年国債の利回り」が、6月12日の終値で「0.51」まで上昇している。長期金利が上昇しているということは「債券価格が下落」しているということなので、裏を返せば、債券投資のチャンスがきたともいえるのだ。債券アナリストの長期金利の「予想レンジ」は「0.3%~0.6%」であったが、足もとの長期金利の急上昇から予想レンジを「0.3%~0.8%」とする債券アナリストもいる。今の「0.51%」という長期金利はレンジの上限に近づいてきたことから、債券がそろそろ買い場に来ていることを意味していると考えてもいいのではないか?気軽に債券を買うには「日本国債の投資信託」を購入するか、個人向けの「国債」を購入するという選択肢がある。気軽に買えるのは、投資信託であるが、手数料が「1%程度」かかることが多い。手数料がかからない、郵便局で購入できる「新型窓販国債」を購入するには「利回り」は「0.6%」以上で購入したいところである。将来、日本銀行が「追加金融緩和」をして、長期金利が下落した時に売り抜けて「売却益」を狙うのだ。それまでは、半年に1回支払われる、金利を受け取るということになる。押さえておきたいのが「金利が上昇すると債券価格が下落する。」「金利が下落すると債券価格は上昇する」という債券投資の基本理論だ。

 

 

 ある地方銀行に「Wプラン」という、おもしろい金融商品がある。「投資信託を50%・定期預金を50%」購入すると「3ヶ月定期預金」の金利が「5%」になるという、お得なプランである。このプランを「日本国債の投資信託」を使って購入する方法がある。

 

 

《例》   Wプラン   定期預金 年利5%     3ヶ月物     100万円 預金

             投資信託 日本国債投信  手数料1.08% 100万円 購入

 

 

 例のように、定期預金に100万円預金し、日本国債投信を100万円購入したとすると、定期預金の利息は3か月後に税引きで、約1万円もらえることになる。ただ、投資信託の手数料も購入時、購入時1%かかるので、3ヵ月後のキャッシュフローは「プラスマイナス0」になる。ただ、購入時の「長期金利」が「0.5%」で、今後「長期金利」が「0.35%」ぐらいに下落したとすると、債券価格は上昇するので、この時に投資信託を解約すると、日本国債投資信託の手数料の元がとれることになる。後は3ヶ月後の「定期預金」の利息の1万円を待てばいい。つまり日本国債投信の購入時に「長期金利」が上昇しているほど「投資信託の基準価格」は低下しているので、その時点で「wプラン」を購入すると高い確率で利益を出しやすくなる。(注意:日本の財政破綻懸念などの「悪性の金利上昇」を除きます。)

 「債券と金利」の関係を理解するのが煩わしい人は、前回取り上げた「スマラップ(安定)」こと国際投信の「スマート・クウォリティ・オープン」(安定)を購入するのもいいでしょう。「スマラップ(安定)」は、最近の「マンスリーレポート」をみると、日本国債が65%配分されており、最近の債券価格の低下により、6月12日の基準価格は「10,020円」まで下落している。(分配金2回支払済み)長期金利が上昇した時に「基準価格」が下がる傾向にあるので、長期金利が「0.5%~0.8%」で上昇して行く場面では時間分散して、数回に分けて購入していくと、より安定した運用ができる。ちなみに、三菱UFJ系の銀行・信託銀行・証券会社・国際投信などで「スマラップ」を購入すると手数料は無料になります。わたしも、ちょっと研究のために買ってみました。ちなみに、「スマラップ(安定)」は日本株式が7%と配分が低く、外国株式は17%と配分が高い、新興国株式・新興国債券はそれぞれ2%で、スパイス程度である。現在『スマラップ(安定)』には「リート」は含まれていない。「スマラップ(安定)」の基準価格に影響を大きく与えるのは「日本国債」と「外国株式」であることが分かる。「スマラップ(安定)」といえども、より有利な時に購入したいものである。

 「長期金利」と「債券価格」は「ブルームバーグ」のホームページで随時確認できる。『マーケット情報』から『債券・金利』と進むと「日本」「米国」「ドイツ」のすべて国債情報みることができます。債券投資は地味であるが「リスク」が小さいので、安心して投資できるのがいいところだ。

 

 

※ 投資信託の購入は自己責任でお願いいたします。

 

 

              

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